この記事では、ドラマオタクの私が【シロクロ最終話のネタバレ感想】についてまとめています。
実際にドラマシロクロ9話を見て思った感想や、視聴者の方の感想もまとめています。
シロクロ最終話では、直輝が振りかざした復讐のナイフに刺されてしまったリコ、そしてミスパンダの最後の配信が始まります。
また、レン・リコ、そして直輝や佐島家の人々の行く末も明らかになります。
本記事では、
- 直輝の懺悔と決断
- パンダチャンネル最後の配信とその目的
- ミスパンダの最期
についての詳しいネタバレをまとめました。
シロクロ1話~最終話のネタバレ感想全話まとめに戻る方はこちら
ドラマシロクロ(シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。)は1話~最終話までHuluで配信中です!
シロクロスピンオフも前編・後編ともにHuluで独占配信中!
Huluは2週間の無料お試し期間は、完全無料で視聴できますよ!
\シロクロ全話+スピンオフ無料で一気見/
2週間以内に解約すれば完全無料。
>>>【無料見逃し】シロクロ動画を無料視聴する方法(1話~最終話)
シロクロ最終話詳しいネタバレ
直輝の決断
復讐に駆られた直輝(横浜流星)のナイフは、あずさ(白石聖)ではなく、リコ(清野菜名)に刺さってしまった。
リコが眠る病室で、直輝はこれまでレンを利用してきたことを懺悔していた。
そして、復讐を止めてくれようとしたリコを本当に必要としていたのは、他でもない直輝自身だった。
病室を去る直輝の後ろ姿を見ていたのは、神代だった。
囲碁喫茶のマスター・加賀(升毅)と妻・佳恵(椿鬼奴)は、レンがもうひと月も目を覚まさないことを心配していた。
そこへ直輝がやって来た。
レンを酷い目に遭わせたと怒りをぶちまける加賀。
直輝はただ謝ることしか出来なかった。
一方佐島源造はあずさや一郎のことを思っていた。
病室を訪ねて来たあずさは、性懲りもなく直輝を自分の前から消してほしいと父親に頼むのだった。
一郎(きづき)は自分の為に死に、自分にはもう父親しかいないと取り乱した。
佐島(佐藤二郎)はそんなあずさの頬を叩き、強く抱きしめた。
今まで自分が娘に目をかけていなかったことを悔やみ、これからはあずさから目を離したりしないから共に罪を償おうと声を掛けた。
そして、自分を訪ねてきた直輝に対してこう言った。
「これから一生、晴れることのない後悔と共に生きていくつもりだ。お前はどうだ?」
「僕は自分自身に決着をつけるつもりです。」
ネットニュースには、8年前のパンダ男誘拐事件が狂言であったという記事が掲載されていた。
神代は直輝に言った。
「佐島家にとって、お前は死神だ。」
父親の復讐に燃えていた自分は間違っていたのだろうか、自分の所為で佐島の家族は死に、多くの人を傷つけてしまった。
「もう…終わりにするよ」
そして直輝はビルの屋上から身を投げようとした。
パンダチャンネル最後の配信とその目的
その時、パンダチャンネルの配信が始まった。
そこにはミスパンダがひとりで動画配信を行っていた。
後ろの柱に縛りつけられているのは神代。
これからは飼育員の助けを借りず、ひとりで世の中のグレーな人々にシロクロと言うミスパンダ。
手始めにメディア関係者である神代を殴り、動物の被り物を被ったザ・サファリパークスと一緒に動画を見ている後ろめたい事がある人々を順番に成敗する警告した。
配信を見た世間の人々はミスパンダを探して街に溢れた。
ミスパンダがレンであり、リコであると知る加賀は、いてもたってもいられずに病院へ向かおうとしていた。
すると囲碁喫茶にミスパンダが現れた。
妻・佳恵は驚いたものの、リコとの再会を喜んだ。
シロクロつけに来たミスパンダこと川田リコが始めたのは加賀との囲碁対局だった。
加賀先生は強かった。
リコとの別れを惜しむように、喫茶店では楽しい時間が流れ、彼女は笑顔で去って行った。
ひとりミスパンダを探し回る直輝はリコの病室を訪れ、枕元にメモを見つける。
「2人だけでシロクロつけよう」
ミスパンダが乗り込んだ車の運転席には神代が乗っていた。
直輝を尾行していた神代は、ミスパンダの正体がリコであると気づいた。
直輝や佐島に会って、自分のやっていることが正しいのか分からなくなったと言う。
自分の命を投げ出そうとしている直輝を止めるため、リコは自分の正体を明かすことを条件に神代に手を貸すよう頼み、神代もそれに手を貸したのだった。
パンダチャンネルに出てきたザ・サファファリパークも神代が用意したエキストラだった。
ミスパンダの正体を知った神代だったが、彼も思うところがあり、それを世間に公表することはなかった。
ミスパンダの最期
そしてリコと直輝は、いつもの隠れ家で再会した。
あのパンダチャンネルの配信は宣戦布告だと、ミスパンダは言った。
直輝の復讐が終わったなら、これからはひとりでミスパンダを続けると彼女は宣言した。
「覚悟してね」
直輝に襲いかかるリコ。
ふたりの手合わせの中で、直輝はリコの本当の気持ちに気がつく。
リコが芝居を打っているということ。
直輝はリコへの気持ちを伝えようとするが、リコはレンに戻るという意志を固めていた。
それは、もう夢は叶ったからだとリコは言う。
母・麻衣子とのわだかまりは解けたのだった。
拘置所へ面会に来た母にリコはこう声を掛けた。
「私お母さんに産んでもらって本当によかった、ありがとう。」
「ずっとリコのことを考えていたの。あなたに何て酷いことをしたんだろうって。ごめんなさい。産まれてきてくれてありがとう。私の娘でいてくれてありがとう。」
ふたりは面会室のガラス越しに心を通わせたのでした。
こうしてリコは母親の愛を受け取るというたったひとつの願いが叶ったので、死んでしまったレンに幸せになってほしいと願っていた。
心はレンでも身体はリコ。
直輝は「リコ」と声を掛けるが、リコはそれを突き放す。
「違う、私はミスパンダだよ。飼育員さん、私を檻からだしてくれてありがとう。」
「君に会えてよかった。」
「さよなら飼育員さん。」
「さよならミスパンダ。」
直輝はリコにキスをし、抱きしめた。
そしていつものように頭を二度優しく叩き、催眠を解いた。
直輝、最後の催眠とふたりの再会
目を覚ましたレンがいたのは暗闇の中。
ベッドから起きるとそこにはリコがいた。
「今日はお別れを言いに来たんだよ」
「私の望みはレンがこれからの人生を幸せに生きること」
そう言ってレンは去って行き、再び闇の中へ。
そして今度は現実の世界で、レンは目を覚ます。
いつものようにバイト先へ急ぐレン、直輝とすれ違うが彼に気づくことはない。
直輝は喫茶店の夫婦に、レンが目を覚ましてもミスパンダと直輝の記憶は残っていないと打ち明けていた。
自分はレンを幸せにすることは出来ないと言うのだった。
直輝は部屋でひとり、自分自身に最後の催眠をかけていた。
ミスパンダ、そしてレンの記憶を全て消し去ってしまう。
レンは女流棋士の大会で見事勝利。
そして、ふらりと立ち寄ったカフェでパンケーキを頼むレン。
その隣には同じパンケーキを注文していた直輝がいた。
シロップをかけるふたりはシンクロする。
そして再び目が合うふたり。
以上がシロクロ最終回のネタバレです。
シロクロ最終話を見た私の感想
リコの健気さに最後まで感動させられる最終回でした。
直輝の復讐を終わらせたのはリコ。
そして復讐の果ての絶望の淵から直輝を救ったのもリコ。
それでも自分の代わりに死んでしまったレンの幸せを願い、自己の消失を選ぶ強さには感服しました。
母・麻衣子と和解出来たのは、リコにとって唯一の救いだったと思います。
自分を肯定された次の瞬間にその自分を消してしまうという選択をするというのも勇敢だと思います。
自分が幸せになるよりも、双子のレンの幸せを優先できるとはどこまで謙虚なのかと思いますが火事に巻き込んでしまった負い目なのでしょうか。
もう少し我儘になって、自分の人生を生きたとしてもバチは当たらないと思いますが、リコの決意は固かったようです。
リコの選択にも驚きましたが、直輝が選んだ道もまた悲しみに満ちていました。
ミスパンダ・リコやレンとの記憶を全て消してしまう選択をしました。
レンとリコを自分の復讐に巻き込んでしまったという罪悪感から、自分にはレンを幸せにする資格がないと思ったのでしょう。
自分自身にも催眠を掛けることが出来るとは驚きましたが、あれは自己暗示の一種なのでしょうか。
2人とも真っ新な状態で再び出逢うことになるわけですが、今まで歩いてきた道を無かったことには出来ないのではないでしょうか。
また何処かで交わる日がきっと来るのではないかと思います。
それを仄めかすようなラストシーンでした。
ふたりに希望の光が差し込んだようで、明るい未来を予感させるハッピーエンドだったと思います。
人の持つ愛や憎しみの感情とそれによって引き起こされる事件の数々が複雑に絡み合った素晴らしいドラマでした。
十分な愛を与えられない不甲斐なさから子どもを憎んでしまった母親。
平等に愛されず、心と身体が解離してしまった双子の娘たち。
愛するが故に罪を犯してしまった父親。
愛情を信じたいが故に暴走してしまった娘や息子。
復讐を止めたい父親と憎しみを加速させる息子。
様々な親子の関係、愛情の形が描かれた画期的なドラマだったと思います。
各話では、実際にあったニュースを想起させるような工夫も多くあり、普段の出来事を再度考えさせられました。
ただのフィクションではなく、自分の住む社会に起こることとニュースを関連づけて考える良い機会を与えてくれた作品でした。
シロクロ最終話のみんなの感想
シロクロ最終話を見たみんなの感想をTwitterより引用します。
終わった。日曜枠ドラマにしては珍しくバッドエンドではなかった。ただ…切なすぎる😭ミスパンダ(リコ)は消え、レンは催眠で直樹の記憶を消され、さらに直樹はミスパンダとリコの記憶を催眠で消す…。こんな切ない終わり方ある?😭ただ最後の1シーン、何か希望がある終わり方だな☺️
#シロクロ pic.twitter.com/Xh3Y0Wd4Py— 珠花綾籠 (@glay4gackt8S13) March 15, 2020
リコ、これでお別れなんかな?
辛そうな直輝と幸せそうなリコ。
悲しいけど綺麗なシーン…。 pic.twitter.com/xevlwdqr9T— ジロ (@jiro17go) March 15, 2020
シロとクロをつけ続けて辿り着いた先がグレーも必要だということ。はっきりさせても待っているのはクロでしかないのかもしれない。なんか深くて、考えさせられたドラマだった。お疲れ様。ミスパンダ。#シロクロ #さよならミスパンダ pic.twitter.com/Xg7Wi4xDcj
— あるけい (@Arukei_12) March 15, 2020
#シロクロ #さよならミスパンダ
おわってほしくない( i꒳i ) pic.twitter.com/a7gLnA8eun— 星愛(アイナ) (@Aina0081) March 15, 2020
リコが凄く良い子だから幸せになって欲しかったけど…母親に愛されて死んでしまったレンの人格に体を譲って身を引くことがリコ自身の幸せでもあったんだろうな…切ない。
記憶が消えた二人の新たなLOVEに期待
#さよならミスパンダ#シロクロ#シロでもクロでもない世界でパンダは笑う pic.twitter.com/UG3atPBOpT— 米子 (@maikakokikako) March 15, 2020
直輝とリコのキスシーンは、悲しいものではありましたが美しいシーンでしたね。
再び出会ったふたりがもう一度恋に落ちることを期待したいですね。
シロクロ最終話ネタバレ感想まとめ
- 直輝は全てを後悔し、自ら命を絶とうとした!
- 神代とリコが協力して直輝の自殺を止めようとパンダチャンネルを配信!
- 母と和解したリコは催眠で全ての記憶を失い、レンに戻った!
シロクロ最終話は、直輝の自殺を止めるために神代とリコが協力してパンダチャンネルを配信しました。
佐島家の人々は自分の罪と向き合うことを決め、リコはレンに身体を譲ることを決断しました。
そして直輝もミスパンダとの記憶を消し去り、レンと共に歩く未来を捨てて自分自身との決着を付けました。
お互いを忘れたふたりは、もう一度カフェで出会います。
また新たな物語が始まるのでしょうか。
この物語の5年後の姿を描いた、シロクロスピンオフがHuluで独占配信中です。
レンと直輝の今後などが気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
もちろん無料で見れます。
⇒シロクロHuluオリジナルストーリーを無料視聴する方法&あらすじを徹底解説!【シロクロスピンオフ】
シロクロ1話~最終話のネタバレ感想全話まとめに戻る方はこちら
シロクロ1話~最終話動画を無料視聴する方法はこちらで解説しています。