この記事では、ドラマ好きの私が【イチケイのカラス第8話ネタバレ感想】についてまとめています。
実際にイチケイのカラス第8話見て思った感想や、視聴者の方の感想もまとめています。
イチケイのカラス第8話では万引き犯が万引き犯を説得した事が発端で傷害事件が発生!
普通の主婦のはずの2人に何が起こったのか…?
本記事では
- 万引き犯が万引き犯を止めた?
- 真犯人がいる?
- 手紙での証言
についての詳しいネタバレをまとめました。
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イチケイのカラス第8話詳しいネタバレ
万引き犯が万引き犯を止める?
裁判官・入間みちお(竹野内豊)ら強者揃いの東京地方裁判所第一刑事部、通称イチケイに書記官の研修生、前橋幸則(渡辺佑太朗)と磯崎由衣(夏目愛海)がやってきた。
部長の駒沢(小日向文世)は研修生も交えて、合議制裁判の会議を始める。
被告人は潮川恵子(真凛)、彼女はなんと裁判官・坂間千鶴(黒木華)と書記官・浜谷(桜井ユキ)が公判を担当している窃盗事件の被告人でもあった。
恵子にはスーパーでの万引きという前科があり、それを目撃して店側に伝えたのは山寺史絵という女性だった。
恵子の夫は商社マンで単身赴任中、義理の母の介護と子育てで軽い鬱状態で服薬していた。
書記官の浜谷は彼女が罪を認めている事や子供の預け先がないという彼女の事情を鑑みて在宅審理を進言し、千鶴もそれを支持していたが、その期間中に恵子は史絵に暴行を加え、加療1年の怪我を負わせていた。
窃盗と傷害事件の併合審理となった公判初日、恵子は史絵の万引きを目撃し、注意しようとして逆に襲われ、近くにあった石で1度殴ったと証言。
弁護側は、恵子が取調べの際も同様の供述をしたが虚偽の発言だと取り合ってもらえなかったと主張。
一方検察側は、万引きの証拠がないこと、そして殴られた後、史絵から電話で連絡を受けた市会議員の夫・信吾(大谷亮介)は彼女は逆恨みで元教え子に襲われたと助けを求めていたことを指摘する。
続く検察側の主張では、史絵には麻痺が残り、事件当日の記憶が無く、頭には2箇所の打撲痕が見つかった事が明かされる。
審理2日目、恵子は窃盗に達成感を感じており、史絵の万引きを見た時に「成功すれば自分のようになってしまう」と感じ、止めなければいけないと思ったと証言。
しかし、史絵の夫・信吾は妻の窃盗を認めず「殴ったのは1度だけ」という恵子の証言とは食い違う為、裁判所主体の捜査が行われる事となる。
真犯人がいる?
事件現場で検証が行われ、打撲痕が2箇所ある事が再度疑問視されていた。
書記官研修生の一人は医療ミスを疑われた医師を父に持ち、権力を失いそうになった人間の中には常軌を逸した行動を取る人もいるとの意見を持っており、恵子が立ち去った後に第三者、つまり史絵の夫・信吾が史絵を殴打したのではないかとの推測する。
彼が証拠を隠滅したと仮定して関係者を当たったところ、信吾は電話を受けた際にひどく怒っていたという証言を掴んだ。
書記官総出で現場付近の川を捜索し、ついに史絵が盗んだものと見られる品物が発見された。
そこへ、恵子の娘・ほたるがいなくなってしまったという連絡が入り、彼女が一人で史絵の入院する病院へ向かい、謝っていた事が判明。
記憶がないはずである史絵が、小さな子供が母親の代わりに謝罪する姿を見て涙を流したという。
裁判所の捜査で判明した事実を伝えたところ、史絵は手紙で証言をしたいと申し出た。
手紙での証言
第3回公判の証人尋問で、夫・信吾は電話口で怒っていたのは被告人に対する怒りだと証言。
そして妻からの手紙を代読し、その内容に驚愕する。
史絵の万引きは5回目であり、彼女も恵子と同じ「クレプトマニア」窃盗症であると告白。
夫に電話をすると叱責され「いっそ死んでいたら良かったのに」という言葉を飲み込んだ事に気づき、電話を切った後に万引きした品物を川に投げ、自分で自分を殴った。
裁判官みちおに、自分の証言が教え子の人生を救えると言われ手紙を書く事を決意、恵子は自分を自分を止めようとしただけ、これが真実であると締めくくった。
潮川恵子は育児と介護の疲れを内に抱え、山寺史絵は教師という生きがいを無くした喪失感を内に抱えてしまい、窃盗症を患ってしまった
助け求めることは自分の弱さを認める勇気が必要、夫婦だからこそ心の言葉を口にすることが大切なのだとみちおは2組の夫婦に語った。
判決は傷害事件に関しては無罪、窃盗罪についても在宅審理中の犯行としては異例の執行猶予付きとなった。
イチケイは彼女に必要なのは実刑ではなく適切な治療であると判断した。
イチケイのカラス第8話を見た私の感想
今回はクレプトマニア「窃盗症」を題材にした回でした。
仕事を失った喪失感や子育て、介護など、誰にでもありうる悩みを抱えた人が、それを解消するために犯罪に走ってしまうという怖さを感じました。
「万引き」という罪状としては軽犯罪に分類される罪ですが、その背景にはありふれた人の悩みが横たわっており、とても身近な犯罪だと気付かされます。
書記官研修生の成長も、見ていて面白かったです。
やってきた時の戸惑っている感じの初々しい雰囲気から、イチケイの裁判官が織りなす裁判の空気に触れ、裁判への取り組み方、被告人への向き合い方に驚きながらも、型にハマらない書記官を見習って裁判官にも意見を言っていくようになる姿も見どころでした。
最後にはみちおやイチケイの裁判官についた書記官を“運が良い”と評価するまでになったのも、イチケイファンにとっては感慨深いシーンでしたね。
「書記官が配属されたくない部署ナンバーワン」という先入観を持って行ってみたら、人間味のある良い部署だった。
改めて、みちおが信条とする「話を聞いて聞いて聞きまくる」という裁判官の本質が大切だと感じる回でした。
人間同士の事を解決するのだから、そりゃ面倒くさいし、長い時間が掛かって同然ですよね。
ベルトコンベアーのように解決出来るなら、それこそAIで合理的に裁けば速い話で。
さっさと終わらせてしまおうとすれば、被告人が抱えているものを見逃してしまったかもしれません。
今回で言えば、被害者もまたクレプトマニアであったということ。
被疑者である恵子さんの主張を信じて捜査したからこそ発見出来た新事実だったと思います。
面倒くさいことを裁判官や書記官が地道にやっていった事で、2組の夫婦が救われた形に終われましたよね。
イチケイのカラス第8話を見たみんなの感想
クレプトマニア「窃盗症」という病気にフォーカスした回でした。
今日のイチケイのカラス、クレプトマニアのお話でした。治療や支えが必要なこと、嗜癖行動の背景などに触れられていて、よかったなと思います。
— 炭酸@SWer. (@tansansui_sw) May 24, 2021
今週のイチケイのカラス、クレプトマニアの被告人だったな。傍聴に行くと窃盗常習者はまあまあ見る。薬物事犯と同じかちょっと少ないくらい。
見てると素人目に「病気っぽいな」という人いるし、弁護側も診断書出してくる。— 来栖@ぱふチル (@bg_adv) May 24, 2021
イチケイのカラスでクレプトマニア、いわゆる万引き依存症やってたけど
そういう人のために、万引きを疑似体験できる施設とかあったらどうか?と考えたが
あくまでスリルに依存してるわけで、許されている空間では意味がないか?
下手に技術が上がって余所でやられても困るしな— Yuki (@Yuki_GJ2AP) May 24, 2021
書記官研修生のふたりも初々しさの中に芯が芽生えたような雰囲気でした。
「イチケイのカラス」第8話。ここにきて原作にちょっと寄せた、しかも書記官にスポットライトのお話ということで嬉しい。研修生まで出してくれるなんて。「書記官はなりたくてなる人あまりいない」ってのはグサッと、そしてグッときたけどね…。来週はやったー裁判員編。部長はいつ裁判長をやるんだ。
— Nozan (@nozan0524) May 24, 2021
『イチケイのカラス』第8話。今回は内容がてんこ盛り。書記官の悲喜こもごも。思いは言葉にしないと伝わらない。先入観を持ってはダメ。裁判の案件は万引き犯と万引き犯の争い。先入観を持たずにそこに至る理由をよく考えようという話。犯行を否認した処から始まる物語。冤罪を生まない為の職権発動。
— 中森 章 (@AkiraNakamoriD) May 24, 2021
いつも話に登場する甥っ子は武井壮さんでした!甥っ子でか!
#イチケイのカラス
「甥っ子デカ!」坂間さん、ありがとう…言ってくれて。w
坂間さん揺るがないなー、入間みちおと一緒になってほしい!!!
入間みちおも、揺るがないなーw
絶対オチがあるイチケイのカラスが好きだー!!!!— 未桜 (@mio___0523) May 24, 2021
イチケイのカラス第8話ネタバレ感想まとめ
- 万引きで逮捕されて在宅審理中の瀬川恵子が、自分の犯行を目撃した山寺史絵を殴って傷害事件を起こす。
- 当初、自分の地位が犯されることを危惧した市議会議員である史絵の夫が真犯人と疑われたが、母親の代わりに謝罪に現れた幼い娘・瀬川ほたるを見て、史絵は手紙で真実を話すことを決意する。
- 史絵は教師を退職した後の喪失感から万引きを繰り返していたクレプトマニア「窃盗症」で、証拠を処分したのも石で頭を殴ったのも彼女自身だった。
- 史絵の証言もあり、恵子は傷害事件は無罪、窃盗罪に関しても執行猶予つきの判決が下された。
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