この記事では、ドラマ好きの私が【俺の家の話8話話ネタバレ感想】についてまとめています。
実際に俺の家の話8話を見て思った感想や、視聴者の方の感想もまとめています。
俺の家の話8話では家族旅行で仲良くなったと思われた観山家がまたバラバラに!
寿三郎はついに終活を決意する!
本記事では
- さくらと寿一
- バラバラになる観山家
- 寿三郎との別れ
についての詳しいネタバレをまとめました。
俺の家の話8話詳しいネタバレ
さくらと寿一
さんたまプロレスのリングで寿固めを決めながら「幸せにします」と宣言した寿一(長瀬智也)。
さくら(戸田恵梨香)と結婚する意思を固めたようだ。
能では新たな演目「隅田川」を教わる事となり、プロレスではかつてのライバルの息子のホセ・カルロス・ゴンザレス・サンホセ・ジュニアとの試合が決まっていた。
能とプロレスの両立も絶好調だ。
しかし、そんな幸せの絶頂も束の間。
調子に乗ってさくらを山賊抱っこした際に痛めた足首が能の稽古最中に悪化した結果、アキレス腱断裂の車椅子生活になってしまう。
さらにスーパー世阿弥マシンの代わりにホセと闘ったスーパー多磨自マンは惨敗。
さくらとの結婚も家族に言い出せないまま時間が過ぎていった。
バラバラになる観山家
そこへ追い討ちをかけるように、観山家がバラバラになってしまう。
踊介(永山絢斗)は、LINEのスタンプ誤送信から寿一とさくらの関係を知り、二人に散々文句を喚き散らして以降、家に寄り付かなくなった。
舞(江口のりこ)は長田(秋山竜二)の浮気疑惑から始まり、観山家の娘として生まれた積年の鬱憤を吐き出し、それ以降ぱったり家に来なくなった。
寿限無(桐谷健太)は車椅子の寿一に代わりに風呂を担当していたが、寿三郎が嫌がったのを発端に長年我慢してきたものが爆発し、出て行ってしまった。
家族が訪ねて来なくなり、広い観山邸でぽつねんとする車椅子の親子ふたり。
暇を持て余した寿一と寿三郎は終活を始めた。
葬儀は盛大に、葬儀終わりに流すビデオの録画、弔辞を頼む人など、なかなかやる事は少なくない。
それに伴って、生活スペースは次第に荒れて行く。
見かねたケアマネジャー・末広(荒川良々)は寿三郎の老人ホーム入居を寿一に勧めるのだった。
寿三郎との別れ
そして稽古中に寿三郎が初めて能の謡を忘れてしまった日、事件が起こった。
夜、寿三郎がいなくなってしまったのだ。
ケアマネジャーによると「徘徊」の可能性があるとの事。
幸い寿三郎は携帯電話を持って出掛けており、さくらがGPSで居場所を突き止めた。
寿三郎は隅田川を見つめ、ただ佇んでいた。
昼間撮った動画を見返すと、その続きに寿一からのメッセージが録画されているのを見つけた。
寿一らしからぬ父親への感謝の言葉、そしてさくらと結婚するという報告。
息子の突然の報告に、驚きと一緒に悲しさと嬉しさが入り混じった表情を浮かべる寿三郎。
そこへさくらや寿一が駆けつけて来た。
寿三郎はもう一度、隅田川の謡を唄う。
今度は一節も間違える事はなかった。
翌日、朝食の席で寿一は寿三郎に老人ホームの見学へ行かないかと誘う。
いつものように突っぱねられるかと思いきや、今日は違っていた。
素直に老人ホームへ向かう事を承諾した寿三郎。
施設ではケアマネジャー末広が出迎えた。
何となく手持ち無沙汰な二人。
寿一がおもむろに寿三郎の手に握らせたのはエロトランプ。
空気が和んだ。
そして自然と離れる二人は「じゃあまた明日」のような表情で目を見合わせたが、言葉を交わすことはなかった。
父に背を向け、寿一は出口へと歩き出す。
これまでの介護生活が頭の中に流れ込み、急に別れが惜しくなってくる。
後ろを振り返らなくても分かった。
寿三郎は息子が見えなくなるまで手を振りながら見送っているのだろう。
「早く行けよ…親父。」
喉の奥が熱くなって、涙がボロボロ零れ落ちた。
それでも寿一は振り返らなかった。
俺の家の話8話を見た私の感想
観山家一人ひとりの不満が爆発した回でしたね。
特に長女・舞が男所帯の観山家での苦悩を吐き出していた場面が印象的でした。
寿三郎の浮気性は面白く描かれていますが、女性側のシリアスな心情もきちんと描かれていて、幅広い視聴者層に心配りが行き届いていましたよね。
寿一以外の兄妹が全員出て行くという衝撃展開で、結果的に寿一と寿三郎の父子2人に焦点が当たる事になりました。
介護老人と怪我人の二人では耐えられませんよね。
その流れから施設に預ける流れになる訳ですが、この場面がまたリアルでした。
必要以上に会話をする訳でもなく、何となくエントランスで手持ち無沙汰になってしまう。
しんみりした気持ちをエロトランプを渡して紛らわせるところは寿一らしい一幕でした。
見送る寿三郎の方を振り返る事の出来ない寿一の表情、そして涙。
心を掻きむしられるようでした。
寿限無は結果当て馬のようになってしまいましたが、「お風呂事件」から「施設入所」までに寿三郎と寿一がお互いを大切に思い、信頼している事がひしひしと伝わってきました。
跡目を継がせる事に関してはまた別の話みたいですが。
終活という名の清算、家族が出て行った結果、父と息子が家族として初めて素直に向き合えた時間だったのではないでしょうか。
俺の家の話8話を見たみんなの感想
預けなきゃだめですか、在宅介護でという家族にビシッと
「できてないじゃん」と言ってくれるケアマネジャー。
信頼できる… #俺の家の話— ぬえ (@yosinotennin) March 12, 2021
寿三郎を施設に残し立ち去る寿一。見送らて振り返ることもできず、大泣きに泣く。
寿三郎にしてみれば、長年戻って来なかった寿一がやっと帰ってきたというのに、自分を置いて消えてしまうのだ。まさに『隅田川』だ。#俺の家の話— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) March 12, 2021
8話の好きなとこ↓
①ぬるま湯のような家庭
②ウエッティーだんまりホールド
③寄るな!触るな!この…女!
④ついに能の謡まで忘れてしまう描写を入れることで、それまでのコメディーモードから一気にシリアスに展開させるクドカン(天才)
⑤施設で別れる寿一とじゅじゅ(芝居うますぎ渋滞)#俺の家の話 pic.twitter.com/jA3VxBKERW— らむきゃらめる (@rum_caramel) March 12, 2021
#俺の家の話
なんの解説も具体的なセリフもないのにここの場所に来て見送るまでの心の描写を全部表情でやってる。
ドラマじゃなくても実際こうなんだろうなっていう。 pic.twitter.com/pFUc1DJYKC— 920 (@920_d9i2t9a2) March 12, 2021
前回、家族の雰囲気がいいから明るい介護ができている、うちの家族は仲がいいんだねと言ってたばかりなのに、いつのまにか広い屋敷に老人と寿一のふたりっきり(おまけに車椅子)。舞にも寿限無にもそれぞれ言い分があり赦せないものは赦せない。目を逸らさずに描いていくなあ。 #俺の家の話
— たけ (@takehi1009) March 12, 2021
俺の家の話8話ネタバレ感想まとめ
- さくらと寿一は結婚を約束。
- 舞、踊介、寿限無が家を出ていってしまう。
- 寿三郎は老人ホームへ入居することに。父子、涙の別れ。
家族旅行でまとまったかと思われた観山家がまた解散してしまいました。
寿三郎は老人ホームへ。家族はもう一度ひとつになれるのか⁉