この記事では、ドラマ好きの私が【イチケイのカラス最終話ネタバレ感想】についてまとめています。
実際にイチケイのカラス最終話見て思った感想や、視聴者の方の感想もまとめています。
イチケイのカラス最終話では自転車事故と国の事業に関わる裁判とが併合審理に!
そしてみちおの裁判官再任は一体どうなる⁉
本記事では
- みちお、クビの危機⁉
- 幼すぎる証人
- イチケイの総意
についての詳しいネタバレをまとめました。
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イチケイのカラス最終話詳しいネタバレ
みちお、クビの危機⁉
東京地方裁判所裁判官・入間みちお(竹野内豊)が弁護士・青山瑞希(板谷由夏)と癒着して無罪判決を量産しているという記事が週刊誌に掲載された。
裁判官の任期は10年、「問題のある裁判」以外は大抵再任される。
裁判官を辞職して、なぜかカレー屋を始めた日高(草刈民代)は、みちおにそう告げた。
裁判官の再任は最高裁裁判官会議の指名で内閣が任命するが、実質は最高裁事務総局事務総長・香田健一郎(石丸謙二郎)の意思が大きい。
みちおの担当している案件では、深夜の自転車走行による重過失致死事故で幼い女の子が意識不明の重体に陥っていた。
相当なスピードを出していたものの、左側通行を守っていた被告人は、右折する際に工事用のガードフェンスがあったため右側に避けたと主張。
しかし深夜に工事が行われていたという情報が全くない。
不審に思ったみちおは、職権発動で調査を始める。
ゴシップや裁判官再任に関して、霞ヶ関の意向が垣間見えると駒沢(小日向文世)から聞いた千鶴は、みちおの調査を手伝うと申し出る。
労働基準法を違反した深夜工事、さらに千鶴が担当している過重労働から引き起こされた可能性のある崩落事故との関連が疑われた。
地下鉄工事の過失致死、自転車による重過失致死事故の併合審理が始まった。
下請けであるイバタ工業の作業員20人、そして崩落事故で亡くなった現場監督・本庄昭の母親が法廷で証言することとなる。
この案件、元請けは巨額脱税企業の鷹和建設、プロジェクトリーダーは大物二世議員・安斎 高臣(佐々木蔵之介)。
安斎代議士も法廷で証言するが、工事を間に合わせるよう指示はしたが違法労働の指示はしておらず、黙認もしていないと証言した。
多方面からの圧力によってイバタ工業の社員らが過重労働を告白する事はなく、本庄の母親1人の証言では正当性が不足していた。
そこで白羽の矢が立ったのが、本庄昭の息子・歩だった。
問題は…彼がまだ5歳であることだけ。
幼すぎる証人
「お父さんにゆうきをあげた時のことを話してくれるかな。」
夜中に目が覚めると、父親が泣いていたので泣いている理由を尋ねた。
「間違っていることを間違ってると言う勇気がないんだ。」
自分の胸に手を当て、その手をそのままお父さんの胸に当てて「ゆうき」をあげたのだと証言した。
二人の交換日記には「あの日ゆうきをくれたから間違っていると言えたよ」と書かれていた。
それが過重労働告発の証拠であるとの主張であった。
茶番だと叫ぶ弁護人を千鶴は一喝する。
幼すぎる証人の勇気ある証言を見て、イバタ工業の従業員全員が証言をすると手を挙げた。
そして鷹和建設の人事担当が代表で証言台に立った。
「私が、代表で証言します。カトクに違法労働を訴えたのは私です。」
亡くなった本庄さんから直接訴えがあり、違法労働によって予期せぬ自転車事故が起きたこと、作業員は限界に近く、このままでは大変な事故が起きるかもしれないと。
過労で事故が起こり、社長からの指示で鷹和建設の人事が偽装したのが真実である。
イチケイの総意
千鶴は最高裁判所人事局長・香田に面会。
裁判官・入間みちおの未来が見てみたいと再任を懇願するも断られる。
そこへイチケイのメンバー、さらに検察の草野球チームがユニフォーム姿で乗り込んで来る。
息子・香田隆久の裁判官復帰をチラつかせ、何とか説得に成功。
みちおは熊本の地方裁判所へ赴任ということで一件落着する。
赴任先にはふるさと納税の返礼品が大量に届き、熊本地方裁判所の職員たちは驚いていた。
みちおはここでも早速職権を発動し、彼らの度肝を抜いた。
イチケイのカラス最終話を見た私の感想
国vs個人、どちらの権利が大切なのか。
個人も国の一部であり、切り離して考えられないはずですが、個人に囚われ過ぎれば大きく物事の舵を切ることが出来ない。
「国」と「個人」は表裏のようで、実は違う次元の物事なのかもしれませんね。
みちおは進退の掛かった裁判でも、国を相手取った裁判でも「いつも通り」でした。
少し気持ちが揺らいだのはイチケイメンバーのためと思うと、仲間たちの結束力が育まれていたんだと感じました。
結局地方へ飛ばされても職権発動でブレないのが、最後までみちおらしくて嬉しかったです。
そしてイチケイのメンバーでは、特に千鶴の成長が印象的でしたね。
自身と真逆の性格なみちおに最初は「自分が正す!効率重視!」の姿勢だったのが、「話を聞いて聞いて聞きまくる」みちおスタイルへ素直に変わっていく様子が毎回楽しみでした。
それは二人とも「正しいことを正しいと言える裁判」を目指す心が同じだったからでしょうね。
最後までイチケイの一体感が伝わってくる最終回で、ほのかに続編の香りもするので楽しみにしたいと思います。
イチケイのカラス最終話を見たみんなの感想
続編に期待の声が続々と!
「イチケイのカラス」最終回はかくあるべしという最高の最終回。全てのキャラに拍手。これは続編希望だ。
— 長谷川圭一 (@dinahasegawa) June 14, 2021
#イチケイのカラス
終わってしまったのものすごく寂しい………この3ヶ月弱イチケイのカラスに心救われてたし本当に面白かった
最後のモヤっとした議員は続編やる時のキーパーソンになるのかな〜
続編来て欲しいな…………待ってます………
今季で1番好きでしたありがとうございました!— 薙 (@ydaaaayyyy) June 14, 2021
「イチケイのカラス」完走。面白かったー。イチケイの人々はもちろん、検察の二人もいい味出してたし、坂間さんの成長は見ていて清々しかった。黒木華ちゃんが可愛くて凛々しい。
服部隆之さんの音楽も裁判ドラマの王道を行っていて素晴らしかったと思う。続編見たいわ~。— あずっきー (@Up3ptddYckl2Ice) June 15, 2021
『イチケイのカラス』最終話泣いた。本庄歩くんとその祖母が良い。人事部長と建設作業員の良心にも涙。ミキさんの取ってつけたような号泣は蛇足。どうも苦手。
チームワークで見せるドラマに弱い。早くも続編が待たれる。— 榊 真央 (@sakakimao) June 15, 2021
イチケイのカラスは本質がかなり逆転裁判に近い感じだったので毎週すごく楽しみに見ていました。
証言や証拠をもとに、一見なんだこれ?という不可解な事件の意外な真相を紐解いていく流れワクワクしちゃいますね……キャラも良かったし、続編もありそうな空気なので期待です。— 蜩ひかり (@hig_hik) June 14, 2021
イチケイのカラス最終話ネタバレ感想まとめ
- みちおと瑞希、裁判官と弁護士癒着というゴシップ記事で再任が危機にダメ押しか⁉
- 国、大企業が主導する地下鉄事業の現場監督がひとり死亡し、5歳の息子が証言台に立つことに。
- 心を動かされた作業員らを代表して人事部長が過重労働の隠蔽を告白、夜中の違法労働が自転車事故を誘発していた。
- イチケイは「みちおの再任」を香田人事局長に直談判!みちおは熊本地方裁判所で再スタートを切る。
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