「半沢直樹が最終回で出向となった理由が知りたい」
「不正をした大和田が出向とならず、残留したのはなぜ?」
2013年に最終回視聴率42.2%を記録したドラマ半沢直樹。
大和田の不正を見破った衝撃の最終回の結末が、半沢は子会社の東京セントラルへ出向、大和田は常務を解かれ普通の取締役として留任ということに驚いた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、半沢直樹の出向理由と、大和田が残留した理由について考察します。
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半沢直樹の出向理由は?
半沢直樹は最終回で、頭取から「子会社の東京セントラル証券」への出向辞令を受けました。
ドラマでは、その後半沢の顔のアップになり、同期である渡真利(及川光博)と近藤(滝藤賢一)と東京中央銀行のロビー階段で「飲みに行こう!!」と話すシーンで幕を閉じており、半沢直樹の出向理由については明らかにされていません。
ドラマから半沢直樹の出向理由について考察しました。
以下、私が考えた半沢直樹の出向理由です。
- 子会社セントラル証券を助けるため(続編へつなげるため)
- 片道切符ではなく、子会社で結果を出してから栄転させるため
- 大和田派の反発を抑えるため
- 半沢を戒めるため
- 金融庁の要望に応えないといけなかったため
1.子会社セントラル証券を助けるため(続編へつなげるため)
ドラマ中でも半沢を子会社の東京セントラルへ出向させるという話は度々出てきていました。
子会社の東京セントラル証券はやばい状況にあり、その膿を出して東京セントラル証券を救うために半沢が出向されたのです。
半沢直樹の続編は、東京セントラル証券での話なので、続編につながる意味での出向ということもあります。
2.片道切符ではなく、子会社で結果を出してから栄転させるため
半沢がよくドラマ内で銀行員は「失敗したら片道切符の島流しだ」と度々発言していましたが、今回の半沢の出向は片道切符ではありません。
実は将来的な栄転が約束されている出向なのです。
この根拠は2つ。
- 頭取は半沢の仕事ぶりを評価している
- 原作では上司の内藤から俺が戻してやると約束されている
ドラマ半沢直樹の最終回で、大和田の不正を暴いた半沢に頭取は「よくやった」と半沢の仕事ぶりを大きく評価しています。
頭取は半沢の手腕を高く評価していますが、上司の不正を暴いて上にのし上がったやつというレッテルを貼られるよりは、自分の実績で栄転して上にのしあがったというほうが将来の出世材料になると考えているのでしょう。
頭取は半沢なら子会社に行っても実力で這い上がってくると信じているからこそ、半沢の手腕を評価しているからこそ、子会社の再建を任せることにしたのです。
2つ目の理由として、原作では上司である内藤より出向の辞令が出ています。
そこで内藤は一時的な出向だ、時期を見て俺が戻してやると言っています。
なので、半沢の出向は片道切符の出向ではなく、将来の出世のための出向なのです。
3.大和田派の反発を抑えるため
大和田(香川照之)は銀行の常務という立場であり、大和田の取り巻きはたくさんいました。
今回大和田の不正を半沢が暴いたことで、大和田派からは反発が出ています。
頭取としては大和田派の反発を抑えるためにも、半沢を出向させたということも考えられます。
4.半沢を戒めるため
大和田が不正をしたことは事実であり半沢が暴いたことは頭取も評価しているものの、最終回での大和田の追い詰め方については頭取もやりすぎだと半沢に注意していました。
半沢としては大和田を追い詰めたい理由として表向きは不正を暴くためでしたが、裏の理由は”父親を殺された復讐”。
半沢は取締役会にて大和田を攻め立て、頭取の制止も振り払って、大和田に土下座をさせました。
半沢にとっては目的は達成されたかもしれませんが、頭取は上のものに人前で土下座をさせるとはやりすぎだと感じて、それも出向理由の1つとして挙げられます。
5. 金融庁の要望に応えないといけなかったため
半沢直樹ドラマでは、金融庁の黒崎(片岡愛之助)が金融庁検査での半沢の失礼な態度について何か処分を下すよう、銀行側に要望していました。
これは黒崎が半沢を陥れるために考えた策だったわけですが、銀行としては金融庁からのお達しは受け入れなければなりません。
”金融庁からの指摘を受けたという形”にするためにも、半沢を出向させたと考えられます。
半沢直樹の出向理由まとめ
以上がドラマの最終回で半沢直樹が出向された理由です。
半沢直樹の出向の真相は、頭取が半沢の将来と現状を考えて考え抜いた上での結論であり、前向きな出向です。
半沢直樹は色々な要因が重なって出向となったわけですが、近い将来必ず栄転して、取締役になるなど大きな出世が約束されています。
”やられたら倍返し”これは半沢の流儀ですが、やりすぎないようにすると出世が見えてくると思いますね!
大和田常務が出向ではなく取締役として残留した理由は?
妻の会社に資金を横流ししたり色々影で不正を働いていた大和田常務ですが、半沢に不正を暴かれ、出向も覚悟していたにも関わらず、ドラマでは常務役を解かれただけで取締役として残留する結果となりました。
この理由についても考察していきます。
- 大和田派の混乱・反発を抑え、頭取に逆らえないようにする
- 大和田の銀行員としての手腕を評価している
- 行内の派閥争いをなくす切り札に
1.大和田派の混乱・反発を抑え、頭取に逆らえないようにする
銀行内には大和田派は多数存在します。今回の不正で大和田が出向となれば大和田派が混乱するのは必須。
また、大和田は今まで頭取失脚をもくろんで色々な不正に加担してきた、頭取にとっては敵のような存在でした。
頭取は大和田を軽い処分で残留させれば、大和田派の混乱や反発を抑えられる+今後大和田は自分には逆らえなくなるため、頭取として自分の手腕を発揮できると考えたのです。
自分の権力維持のための人事であると考えられます。
2.大和田の銀行員としての手腕を評価している
もう一つの理由が、頭取が個人的に大和田の銀行員としての手腕を高く評価しているということ。
ドラマ最終回で、頭取が大和田に辞令を下すシーンでも名言されていました。
頭取は大和田を自分の手下として置いておきたいのです。
不正が明らかになったため、今後は大和田は不正など考えずに真面目に業務に専念していくことが考えれます。
3.行内の派閥争いをなくす切り札に
頭取は”人を大切にすること”に重きを置いています。
しかし現状の東京中央銀行は、旧東京第一銀行(旧T)派閥と旧産業中央銀行(旧S)の派閥争いがあり、ギクシャクしているのが実情。
旧Tの頭取は、取締役の中で唯一旧Sでる大和田を残留させ、自分の手下にすることで、旧Tと旧Sの派閥争いをなくそうとしている意図もくみ取れます。
大和田常務が残留した理由まとめ
大和田常務が出向ではなく、残留した理由は、頭取の権力維持のため+行内派閥をなくすためです。
個人的に手腕を評価している大和田にワンチャン与えたいという思いもあるかと思われます。
取締役の中で唯一の敵であった大和田を取り込んだ頭取は、この先ますます権力を発揮していくことでしょう。
原作では大和田は出向となっているので、この結末は原作とは違う部分です。
続編に大和田も登場させたいという制作側の意図も含まれているかもしれませんね。
半沢直樹の出向理由と大和田の残留理由まとめ 黒幕は頭取だった!?
半沢直樹の出向理由は、前向きな出向です。
将来出世させるために子会社である東京セントラル証券を任された感じ。
また、やりすぎだった半沢を戒める意味も込められています。
また、大和田の残留理由は、頭取の権力を維持するため+行内調和のため。
半沢を出向させたのも、大和田常務を残留させたのも、頭取の意向です。黒幕は頭取なのです。
全ては、銀行内の調和のため、銀行の経営を安定させるため、自分の権力を維持するため。
頭取としては当たり前のことをしたまでですが、半沢が出向というラストは本当に衝撃でしたね。
今後の続編で、半沢が子会社・東京セントラルからどんな倍返しをしてくれるのか非常に楽しみです。
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