この記事では、ドラマ好きの私が【イチケイのカラス第5話ネタバレ感想】についてまとめています。
実際にイチケイのカラス第5話見て思った感想や、視聴者の方の感想もまとめています。
イチケイのカラス第5話では書記官・石倉文太の初恋相手のバレリーナが容疑者に⁉
本記事では
- 傷害事件と食い逃げの「併合審理」
- 食い違う供述
- 石倉文太の決断
についての詳しいネタバレをまとめました。
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イチケイのカラス第5話詳しいネタバレ
食い逃げと傷害事件をひとつに⁉
バレエ団の経営者・槇原楓(黒沢あすか)は団員にセクハラを行なっていた元トレーナーの矢口雅也(松木研也)を解雇した。
就職先に困った矢口は楓に詰め寄り、橋の上で口論になった末、突き飛ばされて階段から転落し意識不明の重体となった。
この傷害事件起訴状を手渡された石倉文太(新田真剣佑)が驚いたのは、そのバレエ団のメンバーに初恋相手・馬場恭子(生田絵梨花)がいたからだった。
裁判官らとは違い、関係者に知り合いがいたとしても書記官の公判参加には選択の余地があったが、石倉は公判に加わる事を決めた。
当初、この公判は坂間千鶴(黒木華)の単独事件であったが、みちお(竹野内豊)は自らが担当していた食い逃げ事件と、この傷害事件をひとつにした「併合審理」を行いたいと提案する。
なぜなら、その食い逃げ犯・元木が食い逃げをした店に返す金を借りようと仕事先の親方に話をしようと向かう途中の橋の上で、傷害事件の現場を目撃していたからだ。
さらに、その現場でもめていたのは男1人と女が「2人」であったと証言しており、槇原楓の他にもう1人の女性がいた事になる。
さらにその女性が馬場恭子(生田絵梨花)であると証言したのだ。
しかし恭子は犯行時刻にはレッスン場におり、団員がそれを証明出来るだろうと供述。
2人の証言は真っ向から食い違っていたため、みちおは職権を発動し、裁判所主体での捜査を開始された。
どちらかの証言が嘘であると疑われ、元木の証言には少々信憑性に欠けるところがあったものの、やけにはっきりと彼女である証言した事が千鶴は気にかかっており、今回はみちおの職権発動に納得していた。
逆転する証言
そして次の公判では、証言の信憑性が逆転した。
捜査の結果、犯行時刻の現場ではイベントへ向かうデコレーショントラックが走行しており、事件当日も橋の上を通るデコトラによって辺りが明るくなっていた事が判明したのだ。
そして、食い逃げ犯の男は以前働いていた工事現場付近で馬場恭子のポスターを毎日見ており、自分の娘くらいの年頃だったのでその顔がとても印象に残っていたのだと証言した。
また、駒沢部長(小日向文世)の調査によって、団員らの証言が一致しすぎており、バレエ団の証言に作為的な面が浮き彫りになってきていた。
公判の流れが変わってきたのを感じていたのは食い逃げの被告人も同じだった。
公判後、彼は槇原楓に声をかけた。
「俺、余計な事言ったかな。あんたもあの子も、無理してそうだからさ。」
さらに被害者・矢口はトレーナーの仕事を断っていたという新たな事実が発覚し、槇原楓と矢口が揉めていた原因が別にあるのではないかという疑惑が浮上した。
石倉は仕事を休んで恭子に会い、一人何かを探っているようだった。
その帰り道に飼い犬のみちこを散歩させるみちおと出会ったが、彼は何でもお見通しのようだ。
「書記官の倫理違反を犯しても、大切な人を守りたい。書記官として、職務を全うしたい。どちらも君の正直な気持ちだよ。だから迷って当然だよね。」
これが人生の分岐点、いわゆる「Yってる」状態らしい。
正しさは人それぞれ違うけれど、法廷は1つの真実を明らかにする場所だというみちおの言葉で、文太はある事を決意する。
続く公判では、バレエ団のスターである恭子が犯行に関わっている事を隠す為に槇原楓や団員は偽証しているのではないかと検察から厳しい問い詰めがあった。
それを見た食い逃げ犯・元木が同じ立場である被告人・槇原に対して同情心が芽生えたのか、「自分は何も見ていなかった」と突然これまでの証言を翻した。
このままでは真実を明らかに出来なくなる。
イチケイは危機に陥っていた。
書記官・石倉文太の決意
ここで、自ら審理から外れた書記官・石倉文太が証人として召喚された。
石倉は彼女が練習後に薬を服用し、辛そうにしている様子を見て違和感を覚えた。
彼女の担当医師に事情を確認したところ、以前から恭子は股関節に怪我を患っており、常に鎮痛剤を服用しなければならないほど病状は進行しており、このまま踊り続ければ歩けなくなってしまうほどである事を知った。
彼女が公演に出られないとなると、チケットは売れず、押さえていた会場の費用だけを支払わなければいけなくなり、バレエ団はつぶれてしまう。
恩人である槇原楓に、そこまで進行している事を言い出せなかったのではないか、彼女が背負う重荷を降ろしてあげてほしいと石倉は訴えた。
そして槇原楓は真実を話した。
半年前の公演で急遽降板した彼女の怪我を公演当日まで意図的に隠していた事をネタに被害者からゆすられていたのだ。
団員にセクハラをするだけにとどまらず、事件当日には恭子にまで手を出そうとした。
彼女を助ける為に揉み合いになり、結果的には2人で突き飛ばしてしまったが、バレエ団を守る為、その現場にいた彼女を逃がして罪をひとり被ろうとしたのだった。
公判後、何も無くなってしまったから責任取ってよと冗談めかしながら石倉と並んで歩く恭子。
本当は彼女にとっても彼は初恋で、心の中では卒業式の後に打っていた告白のメールをついに送れなかった事を思い出していた。
彼に別れを告げて、彼女は去っていった。
「さようなら、文ちゃん。」
イチケイのカラス第5話を見た私の感想
初恋の相手が容疑者の公判に参加する事になった書記官・石倉文太が中心になった第5話。
被告人の証言の信憑性が入れ替わっていく複雑な展開の中、鍵となる証言を行ったのが書記官・石倉でした。
自分の職務を全うして中立の立場を貫くか、立場を逸脱しても大切な彼女を守る選択をするのかという帰路に立たされた文太の背中を押したのはやはりみちおでした。
右に行くか左に行くか迷う事を「Yってる」と表現し、まさに「Yってる」人の分岐点に立ち会う法廷の役割を見ることができた回でした。
文太の選択は職務を守りつつ、彼女を救えたハッピーエンドを導く答えだと感じました。
文太と恭子のお互いに想い合うが故に実らなかった初恋が描かれていてとても甘酸っぱかったですね。
二人の制服姿が爽やかだと思った視聴者の方も多かったのではないでしょうか。
そして今回の公判で行われたのが「併合審理」です。
この言葉自体も初耳でしたが、2つの裁判が1つになることで生まれる新たな展開がとても印象に残りました。
被告人が被告人に同情して証言を翻すなんて、現実に起こるのかは疑問ですが、同じ「被告人」という立場だからこそ起こる、とても人間らしくて興味深い出来事でしたね。
普通の裁判なら、被告人同士が会う事は絶対にないですから、「併合審理」ならではシーンはとても印象的でした。
イチケイのカラス第5話を見たみんなの感想
生田絵梨花さんのバレリーナ姿目当てに見る人続出⁉
イチケイのカラス
バレリーナのいくちゃん#イチケイのカラス#生田絵梨花 pic.twitter.com/8KwDnzQqvg— Eiu⊿ (@eu_nogi46) May 3, 2021
Tverでイチケイのカラスの最新話観直したけどやっぱりラスト付近の切なさがものすごく伝わるし、なんかいくちゃんとリンクさせてる感がして感動しまくってた
ほんでやっぱり乃木坂って演技経験多いからなのか、遜色ない演技するメンバー多いね— アクせまる@ガヤ族 (@aqua_0625) May 3, 2021
第5回もまた見応えあり笑いと切なさとじんわりでした😢
じーっと見つめていたみちおのオチもそれか!そうだ冒頭に言ってた…騙されましたw
ついに、過去の事件にフォーカス…
検事コンビもフォーカスされるのかしら?!期待…!そして、最終回に近づいてくのがすでに淋しい😭
— 柴丸86 (@maru86_1936) May 3, 2021
法廷は「人生の分岐点」…いい言葉!
イチケイのカラスほんといい話!
人生の分岐点の事とかすごい考えさせてもらえた #イチケイのカラス pic.twitter.com/JG0FINxRSd— ゆー⊿ (@nogi_525nana) May 3, 2021
イチケイのカラスは小ネタも面白い!
元バレリーナの草刈民代に、バレエ詳しくないと言わせるイチケイのカラス面白いな
— アンリ (@riririanri) May 3, 2021
イチケイのカラス第5話ネタバレ感想まとめ
- バレエ団の団長が団員にセクハラ行為をしていた整体師を遊歩道の上から付き落した傷害事件と食い逃げで捕まった男の事件の2つを1つにして裁く「併合審理」を提案するみちお。なぜなら、食い逃げ犯が傷害事件現場の目撃者でもあったから。
- 食い逃げ犯が現場にいたもう一人の女性はバレエ団のスターバレリーナ・馬場恭子だと証言したが、彼女はそれを否定。職権が発動され裁判所主体の捜査が行われた。
- 食い逃げ犯の男性が同情して目撃証言を撤回するなどのハプニングはあったが、書記官・石倉文太が独自に得た情報を証言を行った。
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